ぎりぎり脚の骨を折らずに飛び降りられるかどうか、 という様な高さのところから 何度も飛び降りなければならない夢を見た。 目覚めてみたら、少し腰が痛む。 何処か旧い校舎の様な場所だった。 広大な敷地に老朽化した建造物が乱立している。 改修や取壊し…

日頃お世話になっている方や友人たちにシュトーレンを贈った。 以前たまたまクリスマスの時期に帰省した際に 名古屋のマリオットホテル内のパン屋さんで見掛けて土産にしたら、 友人たちがとても喜んでくれたから、 それからは毎年この時期になると友人たち…

シンクに洗われずに放置された食器の中で 小さな二十日鼠が溺れ死んでいた。 僕はそれを見付けてどうしてだか酷く動揺し、気分が悪くなった。 二十日鼠は二匹いて仲睦まじげにしていたのに 気の毒な事をしたと思う。 もう一匹は何処でどうしているだろうか。…

汚水の流れ込む溝に何か大切なものを落としたらしい。 ヘドロの様な汚物の中に肘の上まで突っ込んで 絶望的な捜索を続けている。 この世のものとも思えぬ嫌な匂いと感触で気が遠くなりそうだ。 探せど探せど見付からぬ。 しまいに何を探していたのかも思い出…

裏の世界には、金を積めば"人を料理して出す仕出し屋”があるらしい。 主に善からぬ事ばかりを生業とする連中の会合*1や 悪趣味な富裕層の集まりに時々需要があるらしく、 調理には幾つかの特殊なスパイスと保存方法が用いられる。 善からぬ連中の会合に招か…

このところまた奇妙な夢を立て続けに見る。 しかし書き留めるのを怠った為に断片的にしか思い出せない。 くるぶしまでのクラシカルな黒革の編み上げ靴に 車輪が幾つか着いたローラーブレードを履こうとしている。 痩せて白髪まじりの長い髪をした初老の男性…

 もう随分前に見た夢

大きな歩幅で、動作はとてもゆったりしたものだったけれど 僕はかなりのスピードで疾走している。 頬に当たる風が冷たく心地好い。 足許に見える奇妙な地面は、雨が上がったばかりの様に濡れている。 長い歳月を掛け波に洗われて滑らかになった様な白い岩盤…

昔から僕が人の夢に出て来るとロクな事は起こらない様で、 久しく会っていなかった友人から 「昨日夢の中で派手に死んでたけど、変わりない?」 などと突然連絡をもらったり、 前の晩に夢の中で働いた悪行の数々を述べ上げて責められたりする、 などという事…

忘れ物を届けねばならない 或は 借り物を返さねばならなくて 僕は酷く焦った気持ちで足早に歩いている。 急いで届けねばならぬというのにしつこく電話が鳴る。 「はい、もしもし」と電話に出るも 相手は一方的に何か捲し立てるのみで、こちらの返事は耳に入…

書く事も憚られる様な夢。 夢の中で歯が粉々に砕ける。 疑心暗鬼に囚われぬ様にしなければならない。

 スキー

スキーなどこれまで片手で足りるほどの数しか経験がなく、 そのどれもが楽しいとは言い難いものだ。 最初に経験したのは多分まだ小学校の高学年くらいで、 日が落ちるまでに山を降りられなければ救助に向かうから、 と言い置かれて上級者コースの頂上に置き…

友人が年老いた御母堂を伴って立ち寄るとの知らせ。 数日間逗留して行くと言うので、喜んで部屋の仕度などする。 (夢の中での住まいは何処か知らない場所だった 何処も古びてはいるが、広々として部屋数が多い) ほどなくして現れた友人は、「よう、久し振り…

パプリカパプリカ [Blu-ray]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2007/05/23メディア: Blu-ray購入: 1人 クリック: 287回この商品を含むブログ (72件) を見る原作は読んでいないが、アニメーションでなければ 映像化は難しかっ…

おおまかにしか思い出せない。 夜陰に乗じて何処かの施設らしき建物に忍び込み、 何かを盗み出して逃げるところを 顔見知りらしき女性(女生徒?)に見咎められる。 今は説明する暇もなく、話しても解ってはもらえないかも知れないが、 事が済んだら必ず戻って…

 コインロッカー

僅かな荷物さえ、持っているのが邪魔な時がある。 途中で買い物をしたコンビニの袋に ポケットを膨らませていた僅かな荷物を移し入れた。 袋は重くもなく、大した大きさでもない。 手に提げればぶらぶらと心許なく垂れ下がり、 かと言って掌に収まるほどに小…

長く急な坂道を、小走りになりながら降りて行った。 僕には誰か連れの女性が居る。 道幅は狭く、緩やかにカーブしていて先は見通せない。 途中、通りに椅子を出して腰掛けている男の前を通り過ぎた。 男は小太りでもじゃもじゃ頭で、円い黒縁眼鏡を掛け、 人…

とても具合が悪そうに見えた。 疲れていて、何かをとても焦っている。 しかし本人はそれにまるで気が付いていないらしい。 髪が抜ける様になったと気に病んでいるのだが、 見ているとそれは「抜ける」のではなく、引き抜いているのだった。 もうすでに薄っす…

暗い川岸に立っている。 とても大きな河で、向こう岸には街灯りが見え、遠く微かな喧騒が届くが、 自分の周りは緩やかな水音が聴こえるのみで、何処までも暗い。 足許にはごろごろと丸い小石が沢山落ちていて 背の高い雑草も生えておらず、見通しが利く筈な…

覗いた顔

いつもの様にベッドに横になって本を読んでいた。 急に抗い難い眠気に襲われ、本を開いたまま胸の上に置き、 うつらうつらと少し眠ったが、 寝返りを打って本をくしゃくしゃにしたり 破いたりするのが少しだけ気掛かりで、 結局よく眠れずに目を覚まし、続き…

廃旅館

長い間会っていなかった友人を訪ねる事にした。 友人は、今はもう使われていない廃旅館の一棟に間借りしているのだという。 その旅館は長い年月を掛けて増築に増築を重ね、 まるで生き物が成長するかの様に 上へ横へとゆっくり拡がって行った。 そうやって巨…

魑魅魍魎より怖いモノ

珍しく早寝をしたというのに、 嫌な夢で目が醒めてしまった。 ごく親しい人に、とても嫌な事をされる夢。 たかが夢くらい、と笑い飛ばせない現実があるだけに 非常に後味が悪く、寝つけなくなった。 魑魅魍魎が跋扈する地獄絵図の様な夢が懐かしい。 人に比…

すぐに書き留めずにおいたから、部分的にしか思い出せない。 自宅一階。 気が付けばもう随分と日が傾きかけている。 ブラインドが下ろされたままの薄暗い室内。 ふと、裏口の扉の向こうに “絶対に入れてはいけないもの”が来ている事を知る。 それは扉のすぐ…

気に掛かっていた事、不安に思っていた事が夢に現れて その不安が現実の物となると、 あたかも夢で起こった事全てが これから現実に起きるであろう事と完全にリンクして 全て重なるかの様に感じるが、そういう訳ではないだろう。 悪夢は僕の不安を投影したも…

誰だか判然としないが 親しい友人が小さな赤ん坊を連れて来た。 その友人も、人から頼まれて預っているのだと言う。 僕はまだ作業中で、部屋の中には 刃物や危険な電動工具類が散乱している。 気になったが、友人が付いている事だし大丈夫だろうと 茶を淹れ…

起きてすぐに書き留めなかったから、 大半は忘れてしまった。 建物の中の様なのに、水浸しでまるで沼の様な場所。 濁った水に腰まで浸かってホースを手にしている。 四方に鰐が居て襲ってくるのを、 ホースで勢い良く放水しながら何とか躱している。 前方の…

長く奇妙な夢を見た。 有名歌舞伎役者一族の暮らす大邸宅。 大勢の人たちが招かれ、勉強会と称された映画の上映会、 立食パーティーの様なものが開かれている。 上映も終わり、どうも自分には場違いな様だし、と 早々に立ち去ろうとしたところを、 顔見知り…

少し前に見た夢。 左手親指の付け根に違和感があり、 触れてみると何か硬いものがある。 よく見ると皮下に何か埋っている様だ。 皮膚を少し破く様にして穿り出してみると、 細い細い白銀色の、まるで白髪の様な長い針であった。 針を抜く為に添えられた右手…

風呂から上がって来たら キッチンで大きなミキサーを唸らせて フルーツジュースを作っている見知らぬ男がいる。 男は大柄な外国人で、俳優のジョン・グッドマンそっくりだ。 父と仕事関係で親しくなった友人だと言う。 パステルカラーの明るい水色のシャツを…

長い長い夢を見た。 こんなに疲弊する夢は久し振り。 凄惨で陰鬱な内容だったが、 印象に残った場面だけを記しておく。 巨大な倉庫の様な建物が、アートイベントの ギャラリースペースとして使われており、 僕はそこで働いているらしかった。 プレオープンの…

とてもとても高い鉄塔の様な、旧い建造物の上層階。 窓の側に寄らなければ 下の景色が目に入らないほどに高い。 下が見たくて窓の側へ行くと、鉄塔を取り囲む様にして H鋼と薄い鉄板の様な物で組まれた足場がある。 頑丈そうだが、所々錆付いて、 組まれてか…