2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アンキさん

谷中安規の版画が観たい。 急にそう思った。 最初に知ったのは内田百輭の本の挿絵に使われていたユーモラスな版画で、 作中にも風船画伯として登場し、百輭宅の卓袱台や柱に 懐から取り出した彫刻刀で、知らぬ間に彫り物をして帰ってしまう不思議な版画家、 …

Weightless by Erika Janunger

とても気に入ってしまったので他の曲も聴いてみたいのだけれど、 検索してみても情報が見付からない。 気になる気になる。

何故怖いのか その理由がとても気になるので 普段からつい怖いものに目が行きがちだが、 自分の中に多少それを愉しむ様な部分があったとしても、 大抵は恐怖よりも自分が何を畏れるのかについての興味の方が勝っているからで、 けして怖い思いをしたい訳では…

留守の間に室温が上がっていやしないかと気になったが、 部屋に戻ってみると、階段を登る途中からひんやりとして、やけに涼しい。 二階が一階よりも涼しい筈はないのに、変だなあと思いながら奥の部屋へ行ってみると、 出掛ける前に確かに消した筈の冷房が入…

暑かったの?

人に贈る杖を探しに新宿迄行ってみたが、 機能を優先させるとどうしても見た目が簡素になってしまって、少々寂しい。 格好の好いものを選ぼうとすると、重かったり華奢過ぎたりして 使い勝手はあまり良くなさそう。 これならまあ・・・と思うと、僕の懐具合…

B.A.E 2008 (Borosilicate Art Expo)

初っ端から迷子になる。 この酷い方向音痴を何とかしたい。 スムーズに目的地に辿り着く事が殆どない。 一人ならそれでもちっとも構わないが、人と一緒だと迷惑ばかり掛けてしまう。 友人たちとB.A.E 2008 (Borosilicate Art Expo)へ。 去年よりも若干規模が…

なんだかぽつんとした気持ちになってどうにも面白くないので 真夜中過ぎにサンダルをつっかけてコンビニへ。 メンソールとそうでない煙草を二箱、 それからスミノフアイスのジンジャーと普通のを二本買い、 近所の公園のベンチで夜風に当たりながら呑んだら …

もう蒸し暑い

暑い。 大嫌いな夏がやって来る。 スープを温めなおすのさえ億劫になって 冷めたまま鍋からカップに移して飲む。 カップに移しただけでもマシだという事にしておこう。 夏前にはもうさっさと越してしまうつもりでいたから 夏物は全て荷詰めして送ってしまっ…

墓標

森美術館で観た「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」で 展示作品の中にGrayson Perryという人の作った壺があって、 大きな壺の全面に細かな図案がびっしりと絵付けされているのだけれど、 所々に沢山の小さな棺や墓標が描き込まれているのを見て、 最近…

デザフェスと森美術館

友人たちとデザフェスに行くのが恒例になりつつある。 今年は遠方からも友人がやって来るとあって、何やかやで繋がりはあっても 今日が初対面になる友人たちは皆少々緊張気味の御様子。 しかし会場の中に入ってしまえば大人数でぞろぞろ連れ立って歩くのは難…

友人が年老いた御母堂を伴って立ち寄るとの知らせ。 数日間逗留して行くと言うので、喜んで部屋の仕度などする。 (夢の中での住まいは何処か知らない場所だった 何処も古びてはいるが、広々として部屋数が多い) ほどなくして現れた友人は、「よう、久し振り…

博物館

急に思い立って国立博物館へ。 常設展示は相変わらず心配になるくらい空いていて静か。 金曜だから閉館するのは八時で、ゆっくりと居られる。 薄暗くなってからの博物館は更にしんと静かで 時々自分以外には誰も居ない空間が出来るのが好きで、 わざと足取り…

日暮里で降りて久し振りに羽二重団子本店へ行き、団子を食べた。 平日の店内は空いていて、のんびりとしている。 ほっとする。 谷中だんだん坂を下り、根津、千駄木とぶらぶら歩き。 根津神社にはまだつつじ祭りの名残が残っていて、 枯れかけたつつじと、提…

大学院で同期だった友人が出展している美術展を観に行く。 作品はチィさんをモデルにした木彫で、姿を写し取るのではなく、 雰囲気や空気感を参考にしたという事だから 外見上の様子は随分と異なるのだけれど、 後姿や表情の所々からチィさんを感じ取る事が…

珈琲

くさくさとした気分で過していたら、 友人がやって来て珈琲を淹れてくれた。 いつもは奥さんを伴ってやって来るのだが、 この日は珍しく一人。 何を話すでもないが、他愛のない世間話をぽつりぽつりとして、 淹れてもらった珈琲を飲んでいるうちに、少しづつ…

横浜

NYからやって来た友人と横浜で待ち合わせ。 お会いする約束をしてから、あっという間に一年以上が過ぎ去っていた。 その間に、文字通り奇蹟の様に可愛い笑顔の赤ちゃんを産んで、 ノンストップで休む間もなく忙しく動き続けて、 流石に身体は悲鳴を上げてる…

先日人と話していて思い出した事。 以前にも書いた事があるけれど、人と話す時、無意識に その人の皮膚の下にある頭蓋を思い描くという妙な癖があって、 丸く形の整った後頭部の見事な曲線や*1 華奢で優美なアーチを描く頬骨や 角の丸い可愛らしい眼窩に感嘆…