もう大晦日なんだな、と思うが、 実感らしきものは何もない。 朝から外がシンと静まり返っているくらいで、 いつも通り何の変わった事もなく。 洗濯物を畳み、一応掃除機などかけてみる。 一年が過ぎるのがとても早く感じられる様になった。 一生の中で時が…

ムラちゃん、喧嘩しないでね。 歳を取るのって、きっと少しだけ寂しいんだよ。

初めて煙草を手にしたのは、まだ小学校に通っていた時分で、 近所にあった駄菓子屋の、煎餅なんかが入れられている硝子ケースの上に 無造作に放り出された赤い箱から何本かをくすね盗って、 薄暗くなった公園の土管の中にしゃがみ込んで火を点け、 ゆっくり…

とても具合が悪そうに見えた。 疲れていて、何かをとても焦っている。 しかし本人はそれにまるで気が付いていないらしい。 髪が抜ける様になったと気に病んでいるのだが、 見ているとそれは「抜ける」のではなく、引き抜いているのだった。 もうすでに薄っす…

ここ数日、友人の個展準備を手伝っていた。 ろくに暖房器具もないアトリエで 連日凍えながら夜を徹して制作を続け、帰りの車中では もう一言も口をきく気力さえ残っていない。 不安と焦燥感と疲労に打ちひしがれながら それでも制作を諦めようとはしない友人…

猫缶と猫砂の残りが僅かだったので、 友人に頼んで買出しに連れて行って貰う。 少し身体を動かしただけだというのに、 普段の運動不足が祟って、次の日になると 少し歩くだけで脚がカクカクして情けない。 それでも家でじっとしているよりも ずっと楽しいク…

星降る夜に スターダストじゃなく 溶接の火花を見てた。 そんな聖夜。

他人との関係を巧く構築して行けないのは、 周りも辛いけれど、きっと本人はもっと辛いのだろう。 世間話をする相手は居ても、本当の意味で友人と呼ぶべき人はない。 周りが手を差し伸べたとしても、その手を巧く掴む事が出来ない。 自分の心情を、只の一度…

本編のCUBEよりも強く印象に残っている短編フィルム。 Elevated [Vincenzo Natali] (1997) I Elevated [Vincenzo Natali] (1997) II

一旦エレベーターに乗ってしまったら 扉を開くのを止める事は出来ない。 たとえそれが望まぬ階であったとしても、 扉の向こうに何が待っているのだとしても。

何だこれ… 面白過ぎるぞウサビッチ！ http://www.usavich.tv/ おまけ

新しい携帯のバッテリーの保ちが宜しくない。 フル充電の状態から一時間ほど通話すると、 もう電源が落ちてしまう。 これは流石に困る。 もう暫く様子を見て土曜辺りショップに持ち込まねば… ハズレに当ったのだろうが、もう毎度の事で慣れっこになってしま…

携帯を買った。 これまでPHSだけでも充分に事足りていたのだけれど、 日子さんの通話料を負担している兄のたっての要望で Softbankユーザーの仲間入り。 機種は911Tの赤。 ボーダフォン時代に使っていた二台の端末も東芝製だった。 東芝製の端末にはくーまん…

去年好評だったホテルのシュトーレンが 予約販売のみになっていた。 世話になっている方たちへの土産にするつもりだったから 早目に確認しておいて良かった。 予約しておいた分のシュトーレンを受け取ったら ずっしりと重くて何だか嬉しくなる。 帰りの新幹…

キャットシッターさんから電話連絡。 滅多にない事なので何かあったかと身構える。 もう次のシッティングに向かわねばならない時間なのに、 中に閉じ込められたまま玄関のドアが開かなくなってしまったという。 呪われた人喰い屋敷もいよいよ本格的だ。 一度…

名古屋でガイドの真似事。 お二方とも初めてお目に掛かるのだが、 趣味が似通っているところがあるのは判っているので、 偏りの激しい僕がガイドでも何とかなるだろうか… 駅で待ち合わせ、御挨拶も早々に蓬莱軒へ。 早目に着いたのが幸いして、心配していた…

チィさん、すぐに戻るよ。

国立新美術館へ。 洒落た建物だとは思う。 が、公募展の展示方法はかなり乱雑。 集中力を持続したまま個々に観て行くのは至難の業。 点数が多過ぎてあれ以上どうする事も出来ないのだろう。 六本木や銀座へ出ると、何十年経ってみても おのぼりさんはおのぼ…

思いがけず来客。 色々と楽しいお話を伺う。 頭に御馳走を頂いた。 会話が楽しいととても満たされた気持ちになる。 あらゆる欲求の中で一番貪欲に求め、 最も切実に飢えを感じている部分である様に思う。

国立博物館の庭園が2日まで開放されていたのを すっかり忘れていた。 行っておきたかったな。

鋼鉄の男、イーブル・クニーブルが亡くなった。 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200712020008.html 著名なバイクスタントの第一人者で、 僕が小学校の頃に、 「こうてつのぉ〜おとこー！いーぶる〜くにぃ〜ぶるぅ〜〜！」 と雄叫びを上げて、近所の公園の…

帰省する度に、何か一つくらいはと思って 郷里の名物料理など食べに行くのだが ひつまぶしと言えばこのところ蓬莱軒にしか行っていなくて、 しかし実家の人たちは皆、どうせ行くなら いば昇に行け、と言う。 いば昇に最後に行ったのはもうずーーーっと昔の事…

賢者？たちがなんかかわいい。

古着を買うと、まずは洗う。 それはもう、がんがん洗う。 DRY CLEAN ONLY と表示のあるものも、構わず洗う。 それは自分なりの儀式の様なもので、 前の持ち主の残り香や気配を消し、 完全に自分の持ち物にする為に必要不可欠な儀式なのだ。 だからクリーニン…