転寝をして何か夢を見たのだが、忘れてしまった。 楽しい夢ではなかった。 楽しい夢は 滅多に見ない。 特に夢見の悪くなる様な行いばかりしているという訳でもないが、 過去を穿り返せばいくつかは思い当たる節もないではない。 この歳になれば思い出したく…

よく、夢の中に見知らぬ人々が現れる。 好みのタイプの女性が現れたりするような 理想化された現実味の無い相手ではなく、 また、仮想上の敵みたいなステレオタイプの悪役でもなく、 まだ出会ってはいないけれど きっと何処かに居る、見知らぬ誰か、 といっ…

広大な地下道を掘り進む工事に従事している。 もう二度と 地上には戻れないような 半ば諦めたような気持ちで 地中深く掘り下げられた 地下トンネルの最下層 暗い暗い穴の底に 居る。 そこには地上の光はまったく届かず、 ちょっとしたトラブルで電源が落ちて…

さっき転寝したらおかしな夢を見た。 もうすぐ世界が終わる、という。 何処かへ急ぐ人、泣く人、喚く人。 僕は為す術も無く 薄暗い部屋で只管静かな曲を流し 猫を撫でながら心落ち着けようとしている。 暫くすると家の周りは意外なほどに静かになり まだ日も…

僕は書生のやうな事をしながら ある先生宅にお世話になってゐる。 そこへ奇妙な二人連れがやってきて、 入れてくれと言ふ。 生憎家人は出拂って誰もおらず、 最初は先生の客かと思ひ 失礼のないやうに対応してゐたが、 言ふ事なす事、ところどころがちぐはぐ…

何処かの遊園地らしき場所。 恐いと評判のアトラクションに一人で入って行く。 それは映画、「エイリアン」をテーマにした お化け屋敷の様なものであるらしい。 入り口は重々しい鉄の扉で閉ざされている。 扉を開くためには、エイリアンの内臓を模った、 シ…

何時の間にか年が明けていたというような 何の感慨も無い年明けではあったのだが 近所の神社に行ったら外まで行列が出来ていて ぁ、やーめた とばかりに24時間営業のイオンに避難。 並ぶのは嫌いだ。 その後プラプラと通りすがりの神社で初詣を済ませ、 甘酒…

先日 友人の夢に ぼくが登場したらしい。 夢の中のぼくは 何故か毛が生えておらず、 代わりに猫の耳が生えていたと言う。 起きてから ??? と首を捻ったが 夢の中ではまったく違和感を覚えなかったそうだ。 坊主頭に猫の耳が生えた自分の姿を想像してみる…