読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる


先日人と話していて思い出した事。


以前にも書いた事があるけれど、人と話す時、無意識に
その人の皮膚の下にある頭蓋を思い描くという妙な癖があって、
丸く形の整った後頭部の見事な曲線や*1
華奢で優美なアーチを描く頬骨や
角の丸い可愛らしい眼窩に感嘆したりする。

本人に話すと大抵は気味悪がられる*2ので黙っているが、
ごく親しい人ならば、たとえカラリと白く変わり果てた姿になって
対面する様な事があったとしても、きっとすぐに見分けられるだろう。

「あなたが僕の大切な人なら、
たとえ白骨死体で発見されたとしても、すぐに見分けてあげられます」
などと言われて喜ぶ人はまず居ないだろうから、
そんな事が出来ても何の役にも立たないのだけれど。
“骨まで愛して”とは言うものの、
実際のところ骨なんか愛されても喜ぶ人は少ない。




酷い人見知りで初対面の方と会うのはいつも必要以上に緊張する。
あなたも僕も、一皮剥けば皆真っ白な骸骨だ。
骸骨同士が向かい合ってお喋りしたり笑い合っているところを思い浮かべてみる。
そうすると少しだけ、気持ちが楽になってゆく。
気取ったり取り繕ったりする必要はないのだ。
そのままの自分を見てもらえばいい。
知ってもらえばいい。
僕の中身はこんなです。





 

*1:僕の頭は酷い絶壁で凹みがある

*2:尤もな話だ