辛いものが食べたくなって、久し振りにスープカレーを作った。
誰かに振舞うという訳でなし、どうせ手前で食うのだからと
じゃがいもの皮剥きもいいかげんにし、やけくそにスパイスを大量投入。
丼によそって食ったら、どういう訳だか出来が良い。
上手く出来たというのに何だか少し損した様な気持ちになる。
辛くて唇が何倍かに膨れた気がする。
一人で馬鹿みたいに大汗をかいてふぅふぅ言いながら食った。
誰かに振舞う時に良い出来だと嬉しいが、
一人の時に上手く出来上がると何だか勿体無い気がするのは、
これも貧乏性と言うのだろうか。
