昼を抜いて出掛け、
夕方まで煩く鳴く腹の虫を黙らせようと
通りすがりに目に入ったドーナッツ屋へ吸い込まれた。
止せばいいのに買い過ぎて、
胸焼けしながら帰途につく。




少し気持ちが夏ばて気味な気がする。


些細な事に苛立ったり落ち込んだり。
苛立つ自分も落ち込む自分も嫌いだから、
それで余計に不機嫌になる。


悪循環の輪に嵌った。


もっと飄々と淡々としていたい。
すっと熱が冷め、色々な事から遠ざかれば、
きっともっと静かな気持ちで居られるのだろうが、
本当にそうすべきなのか、
本当にそれを望んでいるのか、
よく解らないでいる。




この胸焼けが治まったら
いつもの自分に戻れるだろうか。


ドーナッツの食べ過ぎには気をつけよう。