来客があったので
久し振りに前日からカレーの仕込みをした。


鶏と野菜のスープカレー
スパイスを奮発し過ぎて辛くなり過ぎた。
具を足し、スープを足し、増え過ぎたので鍋を二つに分け、
それでも辛かったので片方の鍋にはココナツミルクを投入。


コトコト煮込んでいるうちに辛さが飛んで
何とか丁度良い辛さに収まった。


作り過ぎたと思った量も、
終わってみれば丁度良かった様だ。


食べてくれる人が居る料理は楽しめる。
もてなすのは嫌いじゃない。
もてなされるのは大好きだ。


以前は客に料理を供する前日には、
まず爪を切り、ガスコンロの上に拳をかざして毛を焼き
消毒用石鹸で肘の上まで洗い上げてから料理を始めた。
何だか大袈裟過ぎて可笑しくなったので今はもうしない。
もてなす側に気負いがあるともてなされる側も寛げない。


さりげない気遣いやもてなしの出来る人には、
余計な気負いが微塵もない。
いつかはそういう「さりげなさ」を身につけたい。