ポンコツ

昨夜は久々に酷い頭痛に悩まされた。
いつも少し我慢していればやり過ごせるから
そのつもりで大して気にもせず
食事など済ませて早目に横になったのだが
どうにも治まる気配がなく
冷や汗と吐き気までしてくる始末。

急いで鎮痛剤を飲んで
熱いシャワーで肩を暖めたりしたのだが、
これは良かったのか逆効果だったのか、よく解らない。
どうにも吐き気が治まらないので
びしょ濡れのままベットに倒れ込んで少し眠った。

2，3時間して目が覚めると
薬が効いたのか痛みは軽くなっていた。

ぼうっと横になったまま思い出したのは
兄貴が脳梗塞になった時の事だった。

急に不安になって、声に出して
「あ　い　う　え　お」「ら　り　る　れ　ろ」　
と言ってみる。

立ち上がってヨロヨロお勝手まで歩いてみる。
呂律もまわるし何とか真っ直ぐ歩ける。

良かった。只の頭痛だった。

呂律がまわらなくても意識さえはっきりしていれば
メールで助けが呼べるだろうか。
起きて身体の自由が利かなくなっていたら
何をしたら良いか。
色々と考える。

一人暮しは気楽だが、色々と不安もある。
チィさんが救急車くらい呼んでくれると助かるのだが。

そう言えば冷や汗をかいている時に地震があった。
長い地鳴りと小刻みな立て揺れが
いつもと違って不気味に感じたのは
体調の所為ばかりではないのだろう。

前の日記に“ポンコツに囲まれて暮している”、
と書いたが
一番ポンコツなのはどうやら本人であるらしい。
トホホ。