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動物園

日々

金曜、保育園の遠足の日だったのだけれど、それには参加せず家族で動物園へ自主遠足する事に。

僕の体調の所為もあって、最近では予定を組んでもその通りに行かない事も増え、時々はこうして子供達を行楽へ連れ出したいと思いながらなかなか実行には移せないでいた。

この日は何とか皆で出掛けられてホッとする。

 

長男は前にも一度連れて来た事があるのだけれど、まだ小さ過ぎて途中で疲れて泣き出してしまい、あまり楽しい思い出にはならなかった。

もう随分大きくなって脚もしっかりして来たし、二人とも動物の出て来る図鑑や番組が大好きだから、きっと喜ぶだろう。

朝から妻が張り切って握り飯等色々と用意してくれたのだけど、まだ幼い兄弟二人のペースに合わせていると出掛ける支度には驚くほど長い時間が掛かる。

動物園に着いたのはもうお昼過ぎで、すぐにベンチを探して、子供達は口の周りを米粒とケチャップだらけにして、それでもいつもとは違った外での食事を楽しんでいる様子。

時々二人とも驚くほどすばしっこくこちらが予想もつかない行動に出るので、下の子は自由に走り回りたそうなのを殆どベビーカーに乗せたまま、上の子もしっかり手を繋いで園内を廻る。

二人ともきょろきょろと見回してはあれやこれや指差し、歓声を上げて目を輝かせている。

長男は行楽の後で、時々それを思い出しては「楽しかったね、また行こうね」等と言うようになったので、それを聞く度、本当は今のうちに、もっともっと色々な場所に沢山連れて行ってやりたいと思うのだけれど。

 

帰りの車に乗った途端、二人とも電池が切れたみたいに眠ってしまった。

記憶の何処かに、今日のことがほんの少しでも残ればいい。

沢山沢山、色々な出来事の欠片が組み合わさって、いつか二人の心に、鮮やかなモザイク硝子のようにきらきらと豊かな光を投げ掛けてくれますように。

 

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