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動物園の夜間開園があったので
カメラとおむすびを持って出掛けた。
人混みを覚悟して出掛けたのだけれど、
日中の厳しい日差しを避けてか
日が高いうちは心配になるくらい閑散としている。
暗くなり始める頃から少しずつ人が増えて、
日が沈んだ途端に賑わいだした。
矢張り小さな子供のいる家族連れが多い。


普段は観る事の出来ない夜の動物園を歩く。
大勢の人が一方向へのろのろと歩いて行くのを見ていると、
ゾンビ映画のワンシーンを思い浮かべる。

動物園の動物たちの表情は何処となく陰鬱で寂しそうに見えた。
それは“こちらの都合で閉じ込めている”という後ろめたさや、
僕にとってはどう納得すればよいのか解らない
特殊な場所だからなのかも知れない。
それでも勿論動物たちの仕草は可愛かったり美しかったりして
何度も足を止めてじっと見入ってしまうのだけれど。





もやもやとした後ろめたさが邪魔をして
屈託なくはしゃぐ様な気持ちにはならないけれど、
薄暗くなった園内はそんな気持ちの具合に丁度良い気がした。
ナマケモノバッファローのぬいぐるみを連れ帰った。