博物館三昧

朝から晩まで一日中、東京国立博物館に入り浸っていた。
今日は金曜だったから、たっぷり8時迄居座れる。


お庭が公開されていたし、
表慶館の改修が終わって内部が公開されていた。
庭にも表慶館内部にも初めて入った。
どちらも素晴らしい。

表慶館の中でうっかり大きなくしゃみをしたら、
天井の美しいドームに反響して嫌と言うほど音が増幅され
大変恥ずかしかった。

一番の目的だった特別展「仏像」は
円空や木喰の仏像が間近に見られて良かったが、
恐らくメインの展示物である十一面観音菩薩立像の照明が
非常に不味くて、十一面観る為に周りをぐるりと移動すると
スポットライトが後光の様に目を射すので閉口した。
そんな演出は要らん。


などとぶつぶつ言いつつも 常設展を心行くまで堪能したし、
特集陳列「」では、ずっと観たかった歌川国芳の描いた猫を
やっと実際に観る事が出来て大満足。
やっぱりパソコンのモニターを通して観るのとはまるで別な驚きと喜びがある。
国芳の描く「鍋島の猫」の化け猫ぶりと来たら!

迫力満点で、化け猫はやっぱりこうでなくちゃ!と嬉しくなる。


充実した一日だった。