ありがたいこと

ゴロゴロ

春眠、暁を覚えず、
という事なのか
只単に疲れが出ただけなのか
兎に角眠くて仕方がないので
思うに任せて寝まくってみたら
夕方から激しい頭痛。
慌てて風呂に入って誤魔化そうとして
鎮痛剤を飲むのが遅くなり
冷や汗と吐き気が止まらなくなってのた打ち回る、
という愚行をまたもや繰り返した。
学習能力というものはないのか。


笑ってしまうほどの大袈裟な音をたてて吐きまくり、
飲んだ鎮痛剤までそのまま吐き出してしまい
胃が空になってようやく少しスッキリした。


何か少しは胃に入れなくちゃな、と思っていたところに
友人が淹れたての珈琲と和菓子をポストに入れて行ってくれた。
ありがたや。
珈琲で冷え切った身体が暖まる。
和菓子の甘さが沁みる。


ベッドに倒れ込んでいる間も
耳元にはゴロゴロ喉を鳴らすのが聞こえていた。
やっぱりゴロゴロを聴くと安心する。


今はもうすっかり元気。