三月十日、次男が生まれた。 僕は家に長男と居て、立ち会わなかった。 傍で見守るのもけして落ち着いた心持ちではいられなかったが、 離れて待つのはもっと落ち着かない。 次の日を待って長男を保育園へ預け、妻と次男に会いにゆく。 小さな手、まだ瞼に腫れ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。