しましまろ

もうすぐ次男坊が三歳になる。

上の子とよく遊ぶおかげか、何でもよく兄の真似をして発語も早く、色々と話す。

微妙に間違うのが可笑しくて可愛くて、本当はいけないのだろうけど、敢えて正さないでそのままにしている。

「マシュマロ」は「しましまろ」。

「ぶつかった」は「ぶちゃかった」。

耳がこそばゆいような、独特の響き。

今だけ、の楽しみ。

 

子供から言われる「おとうさんだいしゅき!」は、何とも表現しがたい気持ちにさせる。

どんな相手から言われるのとも違う、不思議な響きを持っている。

耳も心も、こそばゆい。