■ 羊毛大戦



あるところに、とても怖がりなモンスターがいました。



夜が怖ろしくて、毎晩暗闇に向かってキバをむき、

大きな声で「ガオー!」と叫んでみるのですが、

彼の立派なツノや、大きなツメが

月灯りでひときわ怖ろしげな影となって吼え返すので、

いつも余計に怖くなってしまうのでした。






 


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