来年のクリスマスも
君が傍に居てくれたらいいのに。
物憂げな顔をして退屈そうにこちらを見て
大きな欠伸を一つして、それから炬燵に潜り込んで
僕が呼んでも知らん顔で
尻尾の先をちょっとだけ動かして返事をして


只それだけでいいんだ。
只それだけでいいんだよ。