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十月も終わる。
早い。
ここももう日記と呼ぶのが憚られるくらいにさぼってしまっている。


二十四日には甥の披露宴に出席する為に上京した。
新婦が国内線の搭乗員との事で、
出席した同僚のスチュワーデスさんたちがずらりと並んで
機内アナウンスをアレンジして新郎新婦へのメッセージを伝えるという一幕があり、
まるで本当に飛行機に乗り合わせたかの様な臨場感だった。
本業なのだから当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけれど、
すっかり司会をくってしまうほどに巧い。
けして司会の方の力量不足という事ではない。
只、機内アナウンスが堂に入りすぎて、あまりに見事だったのだ。


午後からは奥さんと中野ブロードウェーへ。
泊めてもらう事になっている義弟くんと落ち合って色々と散策。
僕も奥さんも本やおもちゃなど買い込んで義弟くんのお家へ。
学生さんらしいお部屋。何だか懐かしい気持ちになる。
着慣れないスーツを脱いで部屋着に着替え、
気を抜いていたら義弟くんのお友達が遊びに。
部屋着というかほぼ下着姿だったので恥ずかしかった。
乙女じゃないけど恥じらいの心は持っている。
晩御飯は義弟くんが美味しいチキン南蛮を作って御馳走してくれた。


二十五日。
奥さんと義弟くんと連れ立ってデザフェスへ。
それぞれに買い物を楽しむ。
皆で食事を済ませ奥さんは一足早く自宅へ。
僕は月曜に友人と会う為もう一晩義弟くんの家にお世話になる。
帰宅して漫画を借りて読んだ。
シャワーを浴びて出て来たら、
何時の間にか同級生の女の子たちが三人も遊びに来ていた。
着替えは浴室の外に置いてあったので
パンツ姿でそろりそろりと出て行く。
昨日は下着姿、今日はパンイチで消え入りそうに恥ずかしい。


義弟くんもお友達も気取ったところが少しもなくて、皆良い人たちで楽しい。
お友達が帰った後は無理矢理怖い話などに持ち込んで二人して並んで寝た。
こういうのも何だか懐かしい。
明け方に義弟くんが寝惚けて僕の肘に頭をぶつけた。
ゴツッ!という大きな、いかにも痛そうな音がしたので
これは目が覚めるだろうと思ったら、義弟くんはそのまま僕の肘に抱きついて
「いたったったった… ギュッギュッギュッギュッ」と口走って、
そのまま鼾をかいていた。
隣で笑いを堪えるのが大変で、僕は彼が大好きになった。
眠る前に聞かせてくれた実体験の怪談話も大変に面白くて(怖くて)
そのへんのJホラーに勝るとも劣らないと思う。
久し振りに好みの話が聞けて嬉しかった。



借りて読んだ松本大洋竹光侍が素晴らしく面白くて、
普段漫画は殆ど読まないし、あまり食指も動かないのだけれど、
これは自分でも買い揃えようと思う。

竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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