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友人宅の文鳥様を愛でながらスパナポを御馳走になる。
麺は極太、敷いた卵が食べ終わる頃になっても焦げ付かず、
程良い堅さになる程度に鉄板を焼いて暖めておく事、など
スパナポに一家言ある友人が
前日にも同じものを作って試食済み、というだけあって本格的。
庶民的な味わいがあり、郷愁を誘うメニューだけれど、
奥さんはこれが初めてのスパナポ体験。
文鳥に頭に乗られたり指を囓られたりしながら
初めてのスパナポを楽しんだ様子。


文鳥も夢を見るらしいという友人の話が面白かった。
空を自由に飛び回る夢だろうか。
好物の胡瓜をおなかいっぱい食べる夢だろうか。
猫も鳥も夢を見るのだとしたら、
人の夢とはどう違うのだろう。





深夜になって、家に何度も奇妙な電話があった。
テッペイという男を捜しているという見知らぬ女性。
名はイマイだと名乗った。
家の電話番号は104で訊いたのだという。
話をよく聞いてみても、一向に要領を得ない。
ラジオ番組に、ある曲をリクエストした人の名前が
僕の名字と同じだったから、
僕に尋ねればテッペイに辿り着ける筈だと言ってきかない。
どうも正常な精神状態とは思えない。
気の毒とは思うが、どうしてやる事も出来ないし
深夜に見知らぬ相手から長々と人生相談を受けるのは
甚だ迷惑である。