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今日も昨日に引き続き友人のアトリエへ。


行きの車から少し不思議なものを目にした。
道路脇に整然と並ぶ夥しい数の道祖神
それだけなら、然程異様には感じなかっただろう。


墓石にも見える石柱に、何かレリーフ状に刻まれている様だったが、
どれも古くて酷く摩耗しており、走る車の窓から見ただけでは
何が彫られているのかさえよく判らない。
その数の多さも異様だったが、そのどれもが
おそらくはべんがらによって、鉄錆色に染められていた事が
その光景の異様さを一層際立たせていた。
石碑の前にはみかんが一つずつ供えられている。


石碑を赤く染める事にどんな意味があるのか、
またあれほどの数の道祖神が配置される事になった理由とはどの様なものなのか。


気になる。


一目見て異様だと感じ、少し怖いと思った。
自分がどうしてそう感じたのか、
考えてみたけれどはっきりとは解らない。
そこには確かに“怖い”と感じさせる何かがあった筈なのだけど、
それが何だったのか解らなくて後々まで気に掛かる。
いったい何が怖かったんだろう。
知りたい。