午後から友人に会う為上野へ。
落ち合ってお茶を飲み、頼み事、北海道の土産話などして別れ、
カップルで賑わうアメ横をふらふらと歩く。


軍艦ビルの上で一寸面白いものを見付けた。
何時頃からこう呼んでいるのだろう。
形が軍艦に似ているから、と友人がそう呼んでいたのを
面白がってそのまま使っている。
正式名称はセンタービルだったろうか。
このビルにも随分と空き店舗が目立つ様になって、以前よりも寂しい。


“見付けた面白いもの”は、ある事をする為の素材に使う。
ある事というのは数日前に遠くに住む友人から受けたお誘いの事で、
何人かがそれぞれに同時に同じテーマでフェルト作品を作る、というもの。
条件は、羊毛を使う事と、27日までは互いに作っているものを見せっこしない
(影響を受けてしまうのを避ける為
というもので、記念すべき第一回のお題は“髑髏”。
今のところ参加者は4名。
そのうちの二人は、僕が羊毛で何か作る事に興味を持つきっかけを作った人たちで、
言わば師匠のような人たちだから、
肩を並べると思うと何をどう作ろうか考え込んでしまう。
27日にそれぞれがmixiやブログで作ったものを発表し合う。
きっと同じテーマで作ってもまるで別なものが出来上がって来る筈で、
今からとても楽しみだ。


帰社の時間になった友人と駅で落ち合い、
互いに欲しいものなど物欲話に花を咲かせながら帰宅。
欲しいものは数あれど、先立つものは侭ならず。
静かなクリスマスの夜。