日子さんが「正月に食う餅もないのか」と哀れんで
山本屋*1味噌煮込みうどんを送ってくれたので
明日北海道に帰るmさんと頂いた。味の濃い食べ物だけれど、
食べ慣れている所為か不思議と身体に悪いという気はしない。
始めて口にする人は麺の堅さと味の濃さに驚く様だけれど。


mさんはクリスマスは北海道で
文字通りのホワイトクリスマスを迎えるのだろう。
僕の方はというと、今年も矢張りクリスマスも正月も
普段と特別変わった事は何もない。
チィさんもいつもと変わらない。
それでいい。
それがいい。
来年もチィさんが傍にいて、静かで穏やかな時間が過ごせさえすれば、
それ以上に望む事など何もないように思える。


きっと来年の今頃は別な場所で、今とは少し別な暮らしをしてる。
どんな風に過ごしているか想いを馳せてはみても、
ほんの少し先の事さえ、見通しの立つ事など何ひとつ見つからない。
明日起こる事も知れぬのに、半年一年先の事を思い煩うのはよそう。
今日を生きて明日に繋ぐ。
そうして少しづつ歳を重ねて行く。
願わくば静かに穏やかに。
出来るだけ長く。


やっと、そう思えるようになった。





 

*1:総本家に非ず“本店”なり