吉祥寺 よしむら にてUさんMさんと会食。
駅からそう離れてもいないが、静かでこぢんまりとした佇まい。
落ち着いて食事が出来るお蕎麦屋さんだった。
メニューには美味しそうな日本酒がずらりと並んでいる。
合鴨の陶版焼きやぬか漬けなどつまみながら玉乃井を頂く。
なみなみと注がれた二合酒はあっという間になくなって、
次に南というお酒を頂いた。
きりりとした辛口で後味爽やか。
とても好みの味で、この頃にはもうかなり出来上がっていたのだが後をひく。
他のお酒も気になり出して、端から端まで注文してみたいですね、などと話す。
最後に食べた蒸篭蕎麦も勿論美味しくて、
僕とMさんは田舎風の開田を、Mさんは吉祥寺を注文した。
開田はとても黒くて吉祥寺は白い。
どちらも甲乙つけがたいほど旨い。
また行く機会があれば両方頼みたいところ。


食事の後にたまたま見付けて寄り道した小さな雑貨屋さんの品揃えが面白くて、
MさんもUさんもとても楽しそうだった。
僕も欲しい物がいくつか見付かったがどれもいいお値段。
見て楽しむだけにしておいた。
被るとおばけになれるバスタオルや面白いカップ&ソーサーなど。
持ち手にはカップの下を覗き込む猫が、カップを上げるとソーサーには鼠がいる。
もう一つは持ち手が鳥。ソーサーには鳥の巣と玉子。
どちらもとてもよく出来ていた。


Uさんが気さくに御自分の失敗談など話して下さるのが楽しくて、
ついつい長居してしまう。
店を出てもまだまだお話したかったが、
残念な事に目当てのカフェが閉店時間を過ぎていてお開きに。
少々お名残惜しい気持ちでUさんを見送って
Mさんと駅の反対側まで歩いてきたらスタバは開いていて、
「こっちへ来てみたら良かったねえ」と話した。


笑いながら食事が出来る事がとても幸せ。
多忙な方だけれどまた御一緒出来ると嬉しい。