デザフェスと森美術館

友人たちとデザフェスに行くのが恒例になりつつある。
今年は遠方からも友人がやって来るとあって、何やかやで繋がりはあっても
今日が初対面になる友人たちは皆少々緊張気味の御様子。
しかし会場の中に入ってしまえば大人数でぞろぞろ連れ立って歩くのは難しく、
また皆興味のあるものを見付ければ一目散なので*1
見事に四方八方に散って行く。
それでもその後姿を見ているのは楽しく、微笑ましい。
時々「ねね!これ見てこれ!」がすぐに出来ないのはもどかしいけれど。


mutonさんとは会場で擦れ違う度に、
お互いが目玉グッズを手に取って品定めしているので、顔を見合わせて笑ってしまう。
暫く離れていて休憩の時に集合してみたら、
彼女は特殊メイクで手に目玉を増やして貰っていた。
増えた目で次から次へと面白いものを見付けて来る。
人によってはつまんないと感じる場所かも知れないし、
すぐに疲れたり飽きてしまうかも知れない。
目を輝かせながらふわふわひらひらと好きなもの楽しいものへ向かう友人たちは
楽しげで若々しくて、とても素敵だった。
僕はその後姿を目の端で追いながら、にやにやが止まらないでいる。


会場を出て皆で晩御飯を一緒に食べた。
何故かテーブルを挟んで男女別に座ってしまう。
ちょっとしたプレゼント交換会の後、
初対面の三人の女性が並んで談笑しているのを見て、
僕の隣に座った友人が耳元で「グータンヌーボみたい」と囁くので、
可笑しくて仕方がなかった。
そう言われてみればあの番組はこんな雰囲気だったかも、と思い出す。
今日の戦利品を見せ合って、「おお!それ何処にあったの?」とか
お互いの選んだものを見て「うんうん」と妙に納得したりするのが楽しかった。
御一緒出来て良かった。


大好きな人たちがこうして繋がって行くのは嬉しい。
きっと気が合うだろうと思っていて、それが予想通りだったりするのがまた嬉しい。




夜はゆりかもめに乗って森美術館へ行った。
案内のつもりでいたが、僕はゆりかもめに乗るのも森美術館へ行くのも初めてで、
遠方からやって来た友人はもう三度目になるという。
どちらかと言えばこちらが案内されている様な具合になってしまった。


展示物を観ながら話し込んでいる様子や、熱心に作品に見入る後姿や、
弾む様な足取りで次の作品へ向かうのを見て、また楽しくなる。
素敵な人たちだな、と思う。
また何処かで御一緒出来ます様に。





今回の戦利品
http://uronnaneko.jugem.cc/?eid=1171

http://uronnaneko.jugem.cc/?eid=1173




 

*1:特に僕が