あなたの為だけに

御馳走様でした

名古屋では
ジョシコーセーとヘンプを編んだり
高層ビルの上で御馳走になったり
犬に遊ばれたり


していた。


無口だった姪は、高校生になって口数が増え、明るくなった。
並んでヘンプを編みながら色々な話をする。
隣で編んでいた日子さんは、仕上がりが気に入らないと
自分が途中まで編んだヘンプを惜しげもなく解いてしまう。
負けず嫌いなのは相変わらず。
短いけれど、穏やかな時間が流れる。