老紳士

TRAIN CAFE にて

友人とカフェへ。


道すがら「老い」について話す。


人から聞いた話。
齢九十を過ぎて尚、身嗜みに気を遣い、
鼻の脂が気になるとて脂取り紙を買い求め、
日々の食事など身の回りの事一切を自身で執り行う
矍鑠たる老紳士の話。
真に感じ入りたり。


また、友人の勤め先に来たる客人の話。
いつもEAU DE COLOGNEを絶やさず、
爽やかな香りを身に纏いし老紳士。


そんな風に
洒落気を忘れず老いる事が出来たなら
どんなに素敵な事だろう。