2006-10-28 夜の博物館 夜の博物館には 静かで冷え冷えとしたような 特別な空気が流れている。 夥しい数の剥製や骨格標本、 化石、無機質な分子模型。 皆ひっそりと息を殺して 静けさを保とうとするかのような、 それでいて目を離した隙に そーっと動き出しそうな。 そんな静かな緊張感があって、 僕にはそれが心地良い。 もし何処かに深夜営業の博物館でもあったら、 きっと通い詰めるのに。