SUNTORY HALL にて行われた、
日本フィルハーモニー交響楽団
定期演奏会へ出かけた。
曲目はマーラー交響曲第2番ハ短調「復活」。
一曲80分、インターバルなし。
始まる前は長く感じるかと思ったが、あっという間だった。


ホールでオーケストラを聴くのはとても久しぶり。
良い席で、指揮者や演奏者の細かな仕草や表情まで間近に見る事が出来た。
重々しくて激しい曲調の中、途中バイオリンをウクレレの様にして
奏者達が揃って指で爪弾く場面があって、何とも可愛らしい音がする。


オペラ歌手の圧倒的な声量を間近で聴き、文字通り圧倒された。
目の当たりにすると、人の声が素晴らしい楽器になる事に改めて驚きを感じる。


バレエと言い演奏会と言い、
人からお声が掛からなければなかなか足を運ぶ機会はないが、
新鮮で良い経験が出来てありがたい。


帰りに六本木まで歩いて、おつな寿司でいなり寿司をつまんだ。
地下へ通されるのは初めてで、メニューが違ったらどうしようと
少しドキドキしたが、杞憂に終わった。
ここのいなり寿司は油揚げが裏返しになっていて、
ほんのり柚子の香りがする。
久しぶりに食べたけれど、やはり旨い。


ふらふらしていて帰りは最終電車になってしまった。
良い晩だった。