チィさんの通院が今日で一先ず終わった。


歳相応に腎臓の数値は悪く、
具合の悪かった理由も特定は出来なかった。


それでも今は素直に喜ばしいと思える。
目の前に居るチィさんが、
いつも通りに振舞っているからだ。
それだけで充分だ。
後はもう何も望むまい。


兎に角、
チィさんが大嫌いになってしまったキャリーバッグは
もう何処かにしまいこんでしまおう。


また必要になるのかも知れないけれど、
それはもっとずっと先だといい。