nervous

抱き枕も代償行為?

何か考え事をしていて少しナーバスになりかけたり
ダウナーな感じに落ちて行きそうになると、
無性に煙草が吸いたくなる。
これは代償行為と呼ばれるもので、
興奮していた猫が緊張を和らげる為に突然毛繕いを始めたり
赤ちゃんにおしゃぶりを咥えさせると泣き止んだりするのと
同じ類のものであるらしい。


どう考えてみても恰好の宜しいものではない気がするが
煙草に火をつけてゆっくり煙を吸いこみ
さらにゆっくり吐き出す行為には、
それ以上の何か特別な意味合いがあるような気がするのだ。


ああ、吸いたい。
でも、今日は吸わない。
今、凄く吸いたいから。


なんて天邪鬼なんだろう。


いつからか
ものすごく腹が減ってるから今は平気な顔をしていよう、とか
とても痛いから笑っていよう、とか思うようになった。
考えや想いを顔や態度に出したくない。
その所為であらぬ誤解を受けたり損をする事も多いし
くだらない無意味な癖だと解ってはいるのだが
長い年月を経て習慣になってしまったこういう悪癖は、
なかなか治らない。