今朝もチィさんに起こされた。
時計を見ると05:30


お腹が空いたのかと御食事を御用意。
トイレ掃除の要求かも知れんと一階に下りてトイレ砂で宝堀り。ゎーぃ
寝起きに強烈なアンモニア臭を胸一杯吸い込んで自分の食欲はすっかり失せる。
フラフラと二階に戻ると
チィさんはベッドのど真中にベルトの様に伸びた格好で寝こけており、
ぼくが横になるスペースは残されていない。



思うにヤツは明け方になると人恋しくなるらしいのだ。


ぁぅ〜ん ぁぉ〜んと切なげに鳴いて腕やら手の甲を
ザーリゾーリと舐めまくる。
とても無視して眠ってなどいられない。
ぼくが起きて動き出すのを見届けると
今この世界にいる生物が自分だけでは無い事を確認して満足するのか、
安心してもう一眠りする、と。



要するに特に起こす程の用事は何も無いのだ。
したがって律儀に起きてやる必要も無いのだ。






でもきっと明日もまんまと起こされてしまう。
そして朝一番の芳しいアンモニアの香りに包まれて一日が始まるのだ。








だってホントに切なげな声で鳴くんだもん。