午後の面会時間に合わせて家を出、バス停へ向かう。 強い風に煽られて身体がゆらゆらと揺れる。 あまり酷く揺れるので、また目眩が始まったのだと思った。 チィさんの容態を確かめるまで倒れるわけにいかないと思い、 バス停の風除けに背中をぴたりとくっつ…
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