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額の感触

いつもの事で、後で書き留めておこう、と思った切り、更新せずにそのまま過ごして忘れてしまう日々のあれこれ。 二人の子は無事に四歳と二歳になり、上の子はもうかなり色々と話をして意思の疎通が可能となり、殆ど親を困らせる事もなく、優しく物分りの良い…

書き残しておく理由

決して楽観的な方ではないが、自分では、大袈裟に悲観的な方でもない、と思っている。 誰にでも明日が来るわけではない、と考えているし、普段からそのように生きようと心がけてはいるが、気付くと色々と先送りしたり疎かにしている事ばかりで、この日記もそ…

非常扉

段々に冷えてきた所為か、またもや腰を痛めてしまった。 普段からあれこれ工夫もして気をつけている筈なのに。 前回の時程ではなく、時間を掛けさえすれば何とか自分で立ち上がれるから、まだマシだと思う事にする。 とは言え子供の送り迎えも満足に出来ない…

静かなる隣人

ちょっと耳にした話から、ずっと以前、学生時代に下宿していた頃の話を幾つか思い出したので、ここに書き記す。 もしかしたら前にも触れた事があったかも知れないが、よく思い出せない。 学生時代に暮らした部屋は、兎に角家賃が安いという事を優先して選ぶ…

伝える

姪がハロウィンメイクをしに来た次の日。 置いて行った荷物を取りに来がてら、晩御飯を一緒にする事に。 遠くに住んでいる訳ではないが、こうしてのんびりと一緒に過ごす機会はそう多くなく、生前母が彼女に伝えたくて伝えられなかった言葉や気持ちを、早く…

Happy Halloween

僕も妻も、パッと遊ぶ、とか、憂さを晴らす、とか、そういう事をあまりしない。 二人とも筋金入りのインドア派だし、呑んだり打ったりの派手派手しい(パッとした)趣味もないし、せいぜい家で映画を観るくらいが日々の楽しみで、それで大した不満もない。 し…

くろいしと

長男が時々興味深い事を言う。 次男が風邪をひいて体調の良くなかった時だったか、昼寝のタイミングを逃して薄暗くなり始めてからしきりにぐずり出したので、家の中を静かにするため長男を外に連れ出した。 家を出て駐車場の横を通り過ぎる時、突然ハッとし…

動物園

金曜、保育園の遠足の日だったのだけれど、それには参加せず家族で動物園へ自主遠足する事に。 僕の体調の所為もあって、最近では予定を組んでもその通りに行かない事も増え、時々はこうして子供達を行楽へ連れ出したいと思いながらなかなか実行には移せない…

アボカドの唄、後日談

urone.hatenablog.com 後日、妻が「歓喜の歌」の歌詞を調べて教えてくれた。 花さく丘べに いこえる友よ吹く風さわやか みなぎるひざしこころは楽しく しあわせあふれひびくは われらのよろこびの歌 (岩佐東一郎作詞・ベートーベン作曲/文部省唱歌「よろこ…

歓喜の歌

子が早くに寝静まった日には、僕の部屋で妻と映画を観る。 昨日も二本ほど観終え、それぞれの部屋に別れてパソコンに向かった。 部屋を暗くしたまま暫くパソコンの画面を見ていると、ごく微かな音量でハミングが聴こえて来るのに気付いた。 知らずにブラウザ…

上の子も下の子も、小さな子は皆そういうものなのだろう、高い熱をよく出す。 判ってはいても、小さな身体を震わせて泣き、荒い息をして苦しそうにしているのを見ると、何とかならないものか、代わってやれたら、と考えてしまう。 何としても適切に対処した…

もう随分とましになったのだけれど、先々週だったか、酷く腰を傷めた。 子供達を保育園へ迎えに行き、金曜だったから抱え切れないほどの荷物を自転車のハンドルに掛け、前と後ろに子を乗せてまるで曲芸師の一家にでもなったような緊張感で、慎重に、でもふら…

僕の誕生日に長男が三歳児検診に行って骨折して帰る、の巻

またまた色々まとめて書いた為にちっともまとまらない日記。 もう何度目か正確なところを忘れてしまったし知りたくもない僕の誕生日。 丁度この日が長男の三歳児検診で、妻と子が保健所迄出掛けたのだけれど、 検診に出掛けた筈が脛をパッキリ折られて痛々し…

寝かし付け

少し前にiMacが壊れた。 突然モニターがギザギザした縞模様になってそれっきり。 修理に出してモニターの交換で事なきを得たのだけど、手痛い出費。 そして修理から戻るまでの間、次男の寝かし付けに非常に難儀した。 と言うのも、長男の時もそうだったけれ…

あれから何度も備忘録を更新しようとしてはここを訪れ、 キーボードに手を置いて長いこと固まった挙句、何もせずに閉じる、という事を繰り返している。 去年のうちに書き留めておきたい事がいくつもあった筈なのに、 時間が経ち過ぎていて、その時の気持ちを…

 敬老の日、母が旅立った。

白血病が再発し、再入院してから四日目のことだった。 何でも我慢してしまう癖の人だったから、 医師が「全身の骨が軋むような激しい痛み」と表現した痛みでさえ、 ぎりぎりまで自宅で我慢してしまったようだ。 モルヒネの投与が遅れた為にすぐには充分な鎮…

少し前に、車を買った。 兄が、知り合いの中古車屋に驚くほど安い車がある、と教えてくれたのがきっかけで、 もう車を見もせずに、その場で買う事を決めてしまった。 兄は車を使う商売をしている。 その兄が、確かに古いが、まだ暫くは大きな問題なく使えそ…

母が退院して数ヶ月が過ぎた。 とは言っても寛解まで漕ぎ着けたという訳ではなく、 薬物治療の副作用が強く出て、続けて行くことが難しくなったからだが、 それでも一時は会話も困難なほどに弱っていたのが、 何とか自宅に戻る事が出来、母の希望通り元の暮…

三月十日、次男が生まれた。 僕は家に長男と居て、立ち会わなかった。 傍で見守るのもけして落ち着いた心持ちではいられなかったが、 離れて待つのはもっと落ち着かない。 次の日を待って長男を保育園へ預け、妻と次男に会いにゆく。 小さな手、まだ瞼に腫れ…

いつものように保育園に子を迎えに行くと、 園の門を潜った途端に担任の保母さんが子の手を引いて出て来た。 タイミングがあまりに早かったので驚いたが、 アレルギーのある食材を間違って食べさせてしまい、 その状況説明をする為に僕が迎えに来るのを待っ…

パソコンが壊れた。 エアコンの二台をそろそろ稼働させようとフィルターを洗い、乾かすつもりで動かしたまま、 ついでに同じタップから掃除機をかけようとしたのがいけなかった。 最近はスリープからうまく立ち上がらなかったり、妙なタイミングで急に落ちた…

子は相変わらず保育園での風邪の洗礼を受け続けている。 平穏に続けて通えるのは二三日のことで、 四日目以降になると必ず咳をしたり洟を垂らし始めて、発熱する。 僕や妻も煽りを食って、最近ではうちではいつも誰かが風邪をひいている、 というような有様…

子が風邪をひいた。 保育園が始まると次から次へと色々あるよ、と聞いてはいたけれど、早速。 すぐに病院に連れて行ったが、夜半から明け方にかけて熱が上がり、 眠ろうとすると詰まった洟が気道を塞いで息苦しいのだろう、 何度も苦しそうに咳き込んで、泣…

慣らし期間中で非常に短時間という事もあってか、 保育園に通い始めた子が驚くほどに楽しげで、 母親の姿が見えなくなった途端に酷く泣き出すのじゃないかと心配していたのが 気抜けしてしまうほどで、迎えに行ってもまだ帰りたくなさそうにするらしい。 通…

ここ暫く、子の四月からの保育園通いの支度などに追われて落ち着かない。 かなり無理をして、とうとう電動アシスト自転車なるものを買った。 自転車のハンドルに取り付けたシートに子を乗せるので、 幼児用の丈夫そうなヘルメットを探して買った。 雨が降れ…

奧さんが少し鼻をぐすぐすさせているな、と思ったら軽い風邪で、 彼女は元来丈夫な質なので、どうということもなく熱も出さずに済んだのだけど、 今度は子が少し鼻を垂らすようになって、それも熱が出たりせずにすぐに良くなって、 僕はというとすぐに人の風…

今日で一歳になった。 あっという間だったような気もするし、そうでもなかったような気もする。 機嫌が良いと、にこにこしながら仁王立ちしている様子が度々見られるようになった。 伝い歩きをするようになり、ちょっと目を離すとソファーによじ登って お向…

子を風呂に入れて、結局いつも水浸しになるから 自分も手早くシャワーを浴びて、というのが日課になった。 目を閉じて頭の天辺から熱い湯を浴びる。 先程迄の喧噪が消えて水音だけになった瞬間、ふと、 結婚し子が出来て家族を持ったというのは全て夢で、 浴…

停車したバスの中に立っている。 外は暗く、通りに面した色んなお店の灯りがぼんやりと目に映る。 入り口近くの手摺りに掴まって立っていると、開いたままのドアから妻が乗り込んで来る。 近くのジュエリーショップであなたに良い物を二つ見付けた。 どちら…

書き留めておきたい事が幾つもあるのに、ここに書かずに日が経ってしまった。 注文を受けて羊毛で作ったマスクを納品した。 注文を下さった方御自身が物作りをされる方で、 始めてお会いする方だったけれど、その方にお任せして値段を決めて頂いた。 不思議…

友人と古着屋の中で上着を物色している。 突然何かを喚き散らしながら店に飛び込んで来た女が、こちらへ向かって来る。 何を言っているのかさっぱり判らなかったが、 摑み掛かって来るので、仕方なく店の外へ押し出す。 女は捨て台詞を吐き捨てて去ったが、…

子の事でアドバイスが欲しくてした質問に、 予想もしていなかった答えが返って来て一瞬唖然とする。 そんな風に誤解されるというのが残念でならない。 普段からどう思われているかが透ける様で、先々のことが不安になる。 もう頼れないな、と思う。 子が生ま…

百日が瞬く間に過ぎた。 一生懸命に人の顔を目で追うようになり、 声を上げて笑うようになった。 どんどん人になってゆく。 それが嬉しくもあり、少し惜しいようでもある。 子があらぬ方へ笑いかけたり話し掛けたりしているのを見ていると、 僕がとうに忘れ…

初めての子は予定日よりも遅れることが多いと聞いていた。 前兆も全くなく、もっと歩いたりした方がいいのかも知れないと、 出産予定日だった二日にも散歩に出掛けた。 少し腰が重い気がするというので夕方頃には引き上げて来たのだけれど、 食事の支度をし…

旅先の宿らしき部屋。 妻と、友人らしき人たちと四人で居る。 妻はまだ眠いのか、それとも転た寝をしているのか、一言も話さない。 友人たちのベッドの上を、チィさんが我が物顔でのしのしと歩いて来る。 さっとつかまえて抱きかかえ、よくそうしたように ひ…

足首から先が猫足になっている夢を見た。 太短い薄茶の虎柄で、かなり高いところから跳び降りても巧く着地することが出来る。 高いところに上がるのは少し大変そうだったけれど、 普通なら梯子を使って登るところを、ジャンプだけで何とか跳び付くことが出来…

気が付けば何ヶ月も日記を書いていなかった。 体調は相変わらずだけれど、薬の使い方にも慣れて随分と巧く対処出来るようになった。 数回の検査で得られたのは、頻脈の原因はおそらく心臓疾患にはないという事と、 甲状腺の異常でも、肝炎でもないという事。…

四度目の受診。 処方された薬がよく効いて、心拍は落ち着いている。 息切れは相変わらず。 超音波検査というものを初めて受けた。 ホルター心電図に表れた様な、日に数度の頻脈の原因は特定出来なかったが、 超音波検査の結果からも心臓に重篤な障害の兆候は…

空港で荷物を失す夢、冷蔵庫が開いたままになっていて、中の物が全て腐ってしまう夢。 薬の影響で日中とても眠い。 無理をして起きていても、時々ふらふらと意識が何処かへ跳んでいる様で、時間の経過が判然としない。 時々転た寝をしてしまうのだけれど、そ…

先週だったか、心電図や採血したものの分析結果を聞きに病院へ行った。 ホルター心電図からは狭心症や心筋梗塞等の顕著な兆候は見られないが、 安静時に時々心拍が140を越える頻脈が日に数度あり、はっきりとした原因が判らない。 血圧も下がらないままなの…

四月の中頃に大したことのない風邪を引いて、 大したこともないのに臥せっているのは癪だと思いながら、 それでも早く治してしまいたくて大人しくしていた甲斐もあって、 風邪はすぐに良くなったのだけど、 久し振りに起き上がって近所のスーパーまで買い出…

陶芸作家の北村公正氏にお願いして造って頂いたチィさんが届いた。 氏の作品を初めて観たのはクリエイターズマーケットで、 細部まで観察して緻密に作り込まれた亀や蛙や魚などの小さな生き物を観て、 小手先の器用さだけではとても造れない生き生きとした造…

一年前と同じ、穏やかな陽気。 去年の今日はチィさんの骨壺を抱えたまま、近所の寿司屋で昼食を摂った。 真っ直ぐ家へ向かうのがどうにも寂しく、帰ってしまったら、 食事の支度などする気分にはとてもなれそうもなかった。 隣の椅子にチィさんの骨壺を置い…

一年前の三月二十二日は晴れ。 暖かな日差し。 穏やかな春の始まり。 チィさんの骨壺を抱いて、桜の木の下に立った。 明日で丁度一年になる。 チィさんのことを想わない日はない。 柔らかな背中を ざらざらした舌を 物憂げな目を 静かな佇まいを 心許なげな…

その二

寝起きでぐったり疲れているというのも妙な話だけれど、 少しも休まった気がしない。 居間の絨毯に横になった途端に、また眠ってしまった。 前の夢で見た家にまだ居て、今度は昼間の様だった。 僕は家の外で自分の布団を探し歩いている。 それは何故か近所の…

何処か知らない部屋で夜を明かすことになったが、 その部屋には色々なものが訪ねて来る。 皆勝手に入って来て好き勝手に過ごし、去ってゆく。 猫や小さなものたちが来るのはかまわないのだけれど、 夜も更けるととても大きなものまでが入って来て、 僕と妻を…

妻も僕も小さなものが好きだ。 爪の先に乗るほどの銅製のロボットや工具類のチャームを見付けて、 好きそうなものがあるよ、幾つか注文してみようか、と誘って 代金の振り込みをした。 注文を終えると、振込先や、振り込みが済んだらその旨連絡をするように…

親しい友人が集まって、珍しくうちに泊まる事に。 夜も更けて話し込んでいると、何処かから微かな水音が聞こえる。 気になって洗面所の方を見にゆくと、 水道管の破裂か何かで足許には勢いよく水が溢れ出してきている。 これは困った、どうしようと思ってい…

夢の中で、僕は死んだ猫の遺骸を抱いて彷徨っていた。 長毛で白く大きな猫の遺骸は、手脚を伸ばしたまますっかり固くなっていて、 僕はそれを急いで、冷たくて清潔な水の中に沈めてやらねばならない。 そうしておけば猫の遺骸はいつまでも腐り出さず、 もし…